アンテナを張ろう!(第一回放送)
音声はコチラ- 大串
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『僕たちの街づくり2.0R』
今回から、新企画!!発電の基本的な仕組みを学ぼう!
自転車をこいで、ケータイの充電をしてみた、と題してお送りします。
- 徳田
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そして今回はゲストに…
ラジオ番組「セイ!ヤング」「てるてるワイド」「やる気MANMAN」など、
ご自身の冠生ワイド番組を長きにわたり担当してきた
ラジオパーソナリティー界のレジェンド、吉田照美(よしだ・てるみ)さんを
お迎えしました。こんばんは。
- 吉田
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こんばんはー宜しくお願い致します。
なんか持ち上げていただいてすいませんねぇ。
- 徳田
-
いえ、今日楽しみですね。
すごい盛り上がりそうな企画となっております。
- 吉田
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本当ねえ、なかなか真面目そうな雰囲気なんでちょっと緊張してます。
- 徳田
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でも、崩していきましょうかねぇ。
- 吉田
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はい、お願いします。
移動手段だけではない!自転車で人力発電に挑戦
- 徳田
-
よろしくお願いします。
今日はちょっと体力系の企画ということで。
- 吉田
-
これはなかなか大変だと思いましたけど。
よろしくお願いします。
- 徳田
-
よろしくお願いします。
最近、照美さんは、自転車に乗ったのはいつですか?
- 吉田
-
自転車は息子が持ってて、よく乗ってたんですけど、僕自身が自転車に
乗った記憶っていうのは、もう長距離で、高校時代に遡ります。
- 大串
-
高校時代ですか!
- 吉田
-
大学の頃はもう自転車乗ってなかったですね。
高校時代が、電車で行くのも、自転車で行くのも中途半端なところにあるね、都立高校に通ってたもんですから、だからね、比較的自転車で行ったんですけど、雨の日とか風の日は辛いのでね、電車もあったんですけど、それ以来で。
一番長距離は、牛久沼まで東京から行って、変速の自転車を買ってもらった時にね、高校一年のとき。
行きはよかったんですけど、帰りのことを考えなかったので、絶望的な記憶ありますね、そこにはね。
- 徳田
-
確かに。
- 吉田
-
遠いですよ、牛久沼ってね。
- 大串
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100㎞くらいですか?
- 吉田
-
あったと思いますよ。
- 徳田
-
帰ってこれました?
- 吉田
-
一応帰ってきました。
だからこんなはずじゃなかったみたいなね。
いや、でも、自転車は体にはいいと思っているんですけど、今そういうことはやってないですね。
せいぜい犬の散歩くらいしかやってないですね。
あとは週一に、パーソナルトレーニングって、体はいいんですけど、
しごかれてるのを今、週一でやってます。
- 徳田
-
じゃあしっかりとされていますね。
- 吉田
-
少しはね。まぁどんどん衰えていくばっかりですからね。
- 徳田
-
いやいや、じゃあまだまだ現役ということで、今日はですね、ちょっとこちらを見ていただきたいと思います。
じゃーん!
みなさんには音が。
- 吉田
-
そうですね、今スタッフの方が一生懸命こいでますけど
- 徳田
-
実は今回、これ最新型だそうです
- 吉田
-
これ最新型なの?
- 大串
-
えぇ~?そうなの?
- 徳田
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最新型の、自家発電自転車こちらを使いまして、この放送時間内に携帯電話が何パーセント充電できるのかを実験してみたいと思います。
- 吉田
-
なるほどなるほど、すごいなぁ。
- 徳田
-
ちなみに照美さん、30分間くらいでどのくらい充電できると思いますか?
- 吉田
-
おそらくたいしたことないと思うんですよね。
なんか最初は軽い感じでずっと今も回ってましたから。
これがどんどん重くなるんですか?これが。
- 大串
-
どんどん重くなるんです、これが。
- 吉田
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でもね、30分だと、たぶん僕の感覚では、5分くらいしかだめなんじゃないかなと思うんですけど。
- 徳田
-
5分ぶんくらいということですか?
- 吉田
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結構厳しいんじゃないかなと思うんですけど。
- 徳田
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私、意外と貯まるかなと思ったんですが全然なんですかね。
- 吉田
-
え?本当ですか?
- 徳田
-
30分って結構長くないですか?
- 吉田
-
30分やって30分貯まったらすごいじゃないですか。
- 大串
-
それはすごいよね
- 吉田
-
たぶん、そんなもんじゃないと思うんだよね。
- 徳田
-
なるほど。
それでは楽しみにして、我々はちょっと待っておきましょう。
ぜひ、みなさんも何パーセントか予測していただきたいと思います。
- 吉田
-
そうだね、どのぐらい貯まるかね。
- 徳田
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なんかこの、昔の懐中電灯の音に似てますね、手動のやつ
- 大串
-
手動のね、ラジオとか聴けるやつ
- 吉田
-
手動のラジオだったらまだね、なんかいいような気がしますけど、携帯もっと重いんじゃないかなぁ。
- 徳田
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はい、ということで。
じゃあ結構大変そうなので、ここで気合を入れていきたいと思います。
なので、大串さん、号令をお願いします!
- 大串
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はい、わかりました!いきますよー!
自転車をこいで、携帯の充電をしてみよう!全員:おー!!!
なくなるのも当たり前な自然の法則
- 徳田
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ということで、自転車は今、こいでいるんですけど、先ほどのように
シャーシャーと音がうるさいので、スタジオの外で番組スタッフにサボらずに、こいでもらっています。
なので、自転車をこいでいる風景などは、番組のHPからチェックできるようになっておりますので、是非ご覧ください。
- 大串
-
はい、ご覧ください。
改めて、今日のゲストをご紹介します。
ラジオパーソナリティー界のレジェンド、吉田照美さんです。
よろしくお願いします。
- 吉田
-
よろしくお願いします!
- 徳田
-
よろしくお願いします。
さあ、どうですかね。
今日は人力でどのくらい電気を作ることができるか?ということで、ちょっと照美さんにもこいでいただいたんですけども。
どんな感触でした?
- 吉田
-
やっぱり、大変なんだなってことですよね。
電気っていうのは気軽に使ってるけど、こういう形で自分が実際に電気を作ることのサイドに立った時には、並大抵の苦労じゃないんだなってことは実感できますね。
- 徳田
-
そうですねぇ。
でも、電気ってもうないと本当に生きていけないのでね。
- 吉田
-
そうですよ。すべてそうでしょ?
だからこれは、当たり前になっているというのが怖いですよね。
当たり前はなくなることもあるんですもんね。
なくなるのも当たり前っていうのが、自然の世界の法則ですから。
- 大串
-
ですよね。最近、タワーマンションで停電になって。
- 吉田
-
ありました。武蔵小杉の方で大騒ぎでしたね。
- 大串
-
どうするんだって。トイレ使えないし、エレベーター使えないし。
- 吉田
-
予測はできたことですよね、本来。
そうなったときのことを、やっぱり考えてなかったのかな、というところが出ちゃったわけですよね。
- 大串
-
でちゃいましたねぇ
- 徳田
-
そうですね。でも、対策のしようってあるんですか?
事前に何をしてれば…蓄電とか、そういうことですか。
- 大串
-
そうなんですよね。蓄電とかですね。私も実は東北大震災のときに、40階くらいに住んでいたんですけど。
- 吉田
-
そんな高いところに住んでいたんですか。
- 大串
-
これが大変でした…
- 吉田
-
やっぱり、モロ影響、当たり前だけど受けたんですね。
- 大串
-
エレベーターは大丈夫だったんですけど、でも、エレベーター会社が点検して、これは大丈夫と言ってくれないと使えないんですよ。
- 吉田
-
そうか、責任問題が発生するからね
- 大串
-
だから、みんな順番待ちですよ。エレベーター会社の。
- 徳田
-
え~
- 吉田
-
大変だなぁ…
- 大串
-
だから、毎日40階から階段で歩いて上り下り。
- 徳田
-
めちゃくちゃ大変ですね。
- 吉田
-
大変だね~。
エジプトのピラミッド作ってた人みたいね。
かる~いね、ソフトな作業員みたいな。
- 徳田
-
そうですねぇ。
- 大串
-
でもね、これ水を運ぶっていうのも、本当に大変で。
- 吉田
-
ほんと大変ですよね。
- 徳田
-
荷物持てないですね。
- 吉田
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でも実際にそういう経験しちゃうと、いつ何時、どういうことがあるかわからないっていう思いに囚われるから、そこからの考えとか発想というのは正しい方向に向かうんじゃないですかね。
- 大串
-
そうですね。
もうやっぱり、電気は止まる可能性があるっていうことを前提に、万が一の時を考えないと。
- 吉田
-
だって、毎年災害が当たり前になっちゃったじゃないですか。
大きい災害、日本はね。
それなのになんか、海外にも60兆円でしょ、7年間くらいでばら撒いたわけですよね。
あのお金は、どこから出てるんですかね。
- 徳田
-
どこから出てるんですかぁ?
- 吉田
-
だからあれ、あまり問題にならないですよね、国会で。
あれ不思議ですよね。
だってある程度、安倍首相の一存で決まっちゃってる感じって、すごくないですか?
- 大串
-
そうですね。
- 吉田
-
それもあんまり、なんか国会で聞いて欲しいんだけど、意外と、というかそこは全然ノータッチな感じがありますよね。
- 徳田
-
そうですね。
- 吉田
-
そのくせ、消費税みたいなことになると、財源がないから、消費税上げないとって言うわけでしょ?
- 大串
-
そうです、そうです。
- 吉田
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あるじゃないですか、お金が。そのお金がこっちにくれば、別に…
だからすごい不思議なんですけど。
新聞とかテレビはあんまりそのあたりは、やってくれないんですね。
おかしなことに。
だから国民の素朴な疑問って、山ほどあるんだけど、解決されない日々が過ぎていきますねぇ。
- 徳田
-
どんどん不満がたまりますね。
- 吉田
-
たまりますよ~
- 徳田
-
誰も答えを持っていないという感じがしますね。
- 吉田
-
みんな知ってる人は知ってて、それで動いているんでしょうけど、知らないのは国民ばかりみたいな感じがするんですね。
だから、騙されているんじゃないかなみたいな。
- 徳田
-
やだ~
- 吉田
-
いや、マジな話そうでしょ、だって。おかしいですよ。
- 徳田
-
騙されて生きてる。
- 大串
-
騙されてますよ、それは。
様々な政治問題への疑問と、メディアの責任
- 徳田
-
照美さんは、問題提起を多くされてみえますよね。
- 吉田
-
今みたいな感じで、別に僕はどこかに所属しているわけでもないし、専門家でもないですから、一般国民の目線は、ずっと持ち続けざるを得ないし、そこの視点でしかものは見られないし、発言もできないというところで。
ただ、そういうことが、だんだん言い辛い世の中になってきている感じはしますよね。
- 徳田
-
なってるんですかねぇ。
- 吉田
-
僕は油絵で風刺画を描いているんですけど、時差があるので、普通は、ニュースのことを描くのは、漫画みたいなものでパッと描いて、その方がニュース性としては早いじゃないですか。
油絵は時間がかかるんですよね。
だいたい、3週間くらいかかっちゃうのね。
- 大串
-
3週間…
- 吉田
-
他の絵と並行してやっているから、乾くのに時間もかかるんでね、だから、そういう意味でバカだって言われているんですけど、でも、結構、3週間経っても事態はあまり変わってなくて、今の日本のニュースはね。
- 徳田
-
そうなんですね。
- 吉田
-
それが古くならないという感じがあるので、ずっと続けて、もう10年ちょっとやってますけど。
とにかく、疑問点というか、ニュースも、新聞、テレビ、ラジオも含めてですけど、なかなか本当のことっていうのが、どこが本当のことを伝えてくれているのかというのが、見えないですよね。
だからそうすると、僕なんか、2010年からツイッターをやってたりするので、ちょうど東日本大震災の1年前から、ある人にちゃんといいタイミングで勧められて、ツイッターをやっていたので、ツイッターは、結構、僕がリスペクトしてる方とか、海外の情報も、それなりに入ってくるので、国内の情報だけだと、非常に本当のことじゃないんじゃない?ということが溢れているので、すごく助かってますね。
だから、アンテナをいくつも個人が持ってないと、今世の中で起こってることって、自分なりに想像も働かなくなっちゃってる時代になっているんじゃないかな、と、思いますね。
- 徳田
-
なるほど~。
確かに情報って、どこから得るかで、だいぶ変わっちゃうので。
- 吉田
-
今、新聞はそれこそ極端なこと言うと、政府広報になっちゃってる感じでしょ?政治のことは、政府から発表されたことをそのまま、っていうね。
今、むしろ週刊誌の方が、いろいろ頑張ってたりとか、女性週刊誌の方がむしろ鋭く今の政治を切ったりとかね。
女性誌とかは結構頑張ってますよ。
だから下手な新聞よりも、女性自身の方がいいんじゃないかな、どうした新聞、みたいなね。昔の三大紙ってなんなの、みたいな感じもありますね、正直言うとね。
- 徳田
-
そうですね。もう、じゃあ照美さんご自身がひとつのメディアになりたいとか想いはあるんですか?
- 吉田
-
メディアになりたいって、そんな大それたことは思ってないですけど、あまりにも本当にメディアが今ひどいんじゃないかな、と。
それはもう大きい声で言っちゃいますけど、NHKも受信料取ってるんですから、ちゃんと広報じゃなく、自分独自の情報を持ってたりするわけだけど、それを出すと怒るところがあるので出せないとかね、だから社会部は頑張ってるけど、報道部はどうなんだ、ということが、いろんなものでバレてきちゃったりするわけですよね。
そうすると、やっぱり今のままでいいの?という疑問がわいてくるので、そういうのも絵のネタになっちゃったりすることはありますよね。
- 大串
-
それは私、日本全体に蔓延している、リスク病だと思うんですよね。
リスク取るの怖い、誰かに批判されたら怖い、みたいな。みんなそうですよね。
- 徳田
-
そうですよねえ。
- 吉田
-
そうねぇ。
- 大串
-
学校だって、PTAに誰かに何か言われたらヤダ…
- 吉田
-
揉め事が起こるのが、怖いっていうね。それが自分が責任取らなくちゃいけないことを恐れて、だからどんどんどんどん変な方向に事態が流れていく感じがしますよね。
- 大串
-
そうですねぇ。
- 徳田
-
もし、全メディアが、本当のことを、真実をすべて言ってたら、どうなるんですかね?
- 吉田
-
たぶん、大きい声ではやっぱり言っちゃうんですけど、今の政権も、これ、みんなが言ってること何回も倒れてるんじゃないかって話ですよね。
それはメディアの責任が大きいんじゃないかってことは思うのと、あとは、国民もあんまり怒らなくなったというのがありますよね。
だから、真実を知らされてないから怒らないのか、知ろうとしないから怒らないのか、そこがよくわからないですね。
- 徳田
-
そうですねえ。
- 吉田
-
でも今の新聞、テレビだけで世の中見てると、たぶん、そんな怒るようなことは伝えてくれないから、怒らないんだと思うんですよ。
だからやっぱり、メディアの責任かな、と僕は思います。
- 大串
-
メディアの責任なのかなぁ。
- 吉田
-
僕もメディアの中いた人間で、今も仕事的にはちょっとやってたりしますけど、特にメジャーなメディアは罪は大きいと思いますね。
僕はマイナーメジャーなところで、ラジオってそんな世界だと思いますから、だからそこでの責任は感じて、なるべく自分は、自分が正しい方向だと思うことは、なるべく言っていこうというふうにはある時から、2011年かな、東日本大震災の頃からそう思い始めたと。
あの時も、あの時は民主党政権でしたけど、やっぱり民主党もあの時は野党でいる時とは違って、政権を担うようになると、やっぱり自民党化しちゃったということがバレちゃうわけですね。
やっぱり何か粉薬嗅がされたのか、要するに、いろんな僕らが知らないようなことを、官僚の方から吹き込まれてっていうことがあったんだと思いますよね。
だから鳩山さんは実際、騙されちゃったわけだし。
鳩山由紀夫さんは騙されたでしょ、はっきりこれだけは事実だと思いますから、官僚に騙された、嵌められた。
でも、それなりに官僚の方がその後、罪に問われたって話も聞かないし、そういうのが日本の一番ダメなところだと思いますよね。
- 徳田
-
確かに~
- 吉田
-
そうでしょ。騙したんだったら、それなりに償ってもらわなきゃいけないんだけど、ないんですよね。
やっぱり独立国家じゃないんじゃないかっていうね、日本はね。
- 徳田
-
はい
- 吉田
-
だからやっぱり、原発のことも、アメリカに依存してっていうか、それこそアメリカを忖度して、40何基ですか?日本にあるわけでしょ。 こんな狭い国土に。
だからもう、そういう意味で言うと、ずーっとそれは見せつけられてるから、アメリカにはそれこそ、日米の地位協定ですか?
要するにそれに関して、そっちの方が憲法より上にあるっていう状況が続いていることが、やっぱり日本は機能してないんじゃないですかね、憲法が。
- 徳田
-
そうですねー。
- 吉田
-
その話になると、なんか僕も大きい話すぎてなかなか難しいと思うんですけど、たぶん言ってることは、そんなに方向間違ってないと思うんですよね。
だからこれが解決しない限りは、なかなか難しいんじゃないのかな。
だから民主主義を日本は勝ち取ったわけじゃなくて、戦争に負けて、アメリカから民主主義っていうのは、こういうものだよ、っていう形で、提供された形で進んでるから、強さがないですよね。
- 徳田
-
確かに。
- 吉田
-
韓国映画でちょい前に、「タクシー運転手」っていうね、ソン・ガンホ主演の、日本ではあまり当たらなかったですけど。
それ僕見て、やっぱり、だから韓国の国民は、怒りっぽいじゃないですか、日本人と比べると。
すぐわーっと熱くなるっていうね、日本はあんまりそうはならないですよね。
- 徳田
-
確かに、怒らない。
- 吉田
-
そのくせ、何かに夢中にはなるんですよ。ラグビーっていうと、わー!
- 徳田
-
確かに~
- 吉田
-
あのエネルギー政治にも出せよと思うんだけど。だから政治に出すと、昔のトラウマがあるんじゃないですか。
太平洋戦争に突入しちゃったっていう。
- 徳田
-
確かに。戦いとかはいやだってことですか。
- 吉田
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だから、それが何か、トラウマ的な作用をしてるのか、僕はそこはわからないですけどね。
ただ、「タクシー運転手」っていうの見ると、光州事件の時代の韓国が独裁政権だったわけですよね。
それで、あまりにもひどいっていうので、たぶん、ドイツのジャーナリスト、カメラマンが、それをスクープしに来るわけですよ、現場の写真をね。
もちろん韓国の政権サイドから邪魔されるわけですよ。
それにたまたま乗り合わせたタクシー運転手も一般国民の一人で、外国のジャーナリストの手助けをし始める。
乗っていろんなところへ連れて行って。追手から逃げたりとか。
そのうち、タクシー運転手同士が協力し合って、その運転手さんをなんとか守るわけだね。
結局そのスクープ写真が世界に配信されて、韓国は今こんなひどい状況ですよっていうことが、あからさまになったっていう実話ですからね。
- 大串
-
実話なんですか。
- 吉田
-
そう。
それでその後、タクシー運転手も国から、でも韓国偉いですよ、映画ができたりなんかする前かな、やっぱりそういうちゃんとした働きをした人を表彰したりとか、そのジャーナリストも表彰するんです。
- 徳田
-
認められるんですね。
- 吉田
-
だから、そういうところは立派だなと思うし、日本はそこがないままきちゃったなっていう。
だからね、ドイツなんかとはまた違う形でね、戦後の民主主義っていうのは進んできちゃったから、そう言う意味では、ひ弱な感じがすごいしますよね。
- 徳田
-
弱いんだ。
- 大串
-
日本人って、怒りを抑えるとか、そういうところにトレーニングされちゃって、飼い慣らされた羊じゃないけど。
- 吉田
-
そうね。
だから考えようによっては、そういうのをうまく消化できるわけだから、偉いといえば偉いのかもしれないけど、ただそれは為政者にとっては都合のいいこと。
- 大串
-
都合いいですよねぇ。
- 吉田
-
我慢する国民だから。
我慢するし、忘れるし、みたいな。
熱しやすく冷めやすい。
- 大串
-
そうそうそう。
- 吉田
-
だからこれでいいやっていう、3S政策でしょ、アメリカの。
スポーツとかセックスとかそういうことで、国民をうまく飼い慣らせば、国民は大人しくしてるっていう。
- 大串
-
関心をそこにズラすみたいな。
- 吉田
-
だから昔、力道山に僕も夢中になっちゃったりとか、巨人応援したりとか、やられちゃったのかなーとか思いますよね。
だから今はもう、そういう熱はないですからね、僕も。あの頃は熱狂しましたから。
- 徳田
-
そうなんですね。
- 吉田
-
巨人も、なんちゃってですけど、ファンだったしね、長嶋さん、松井選手がいなくなってから冷めちゃったしね。
戦時中の日本帝国主義と、今の日本
- 大串
-
私、今、香港の情勢を見ていると、日本人があの状況にあったときに、あれぐらいのエネルギーを出せるかなあっていうのは。
- 吉田
-
そうですよね。
それはたぶん、昔の江戸時代の百姓一揆とか、ああいう時代まで遡らないと、あの頃の日本人は、それがあったんじゃないですか。
- 大串
-
うん。
- 吉田
-
だからいつしか、こうなっちゃった、と。
- 徳田
-
進化してる、とも言えますよね。
いい進化なのかはわからないですけど、我慢。
- 吉田
-
だから洗脳っていうのは、僕個人自身は親の影響を受けてて、僕の父親っていうのは、少年兵で志願したんですよ、洗脳されてね。
- 徳田
-
はい。
- 吉田
-
自分が行かなければ、子どもなのに、日本は負けると思って志願するんですよ。
子どもがですよ。
- 大串
-
うん
- 吉田
-
それで海軍かなんかに行って、結局人間魚雷回天なんていうね、非人間的な、もう人間の武器ですよ、人間兵器。
だから知ってます?要するに、爆弾の中に人間が入って。
- 徳田
-
人間がぶつかっていくやつ。
- 吉田
-
いわゆる海底ミサイルみたいなね、海の中のミサイルみたいなものの乗り物ですね、ハンドル操作するから。
生きてれば絶対相手にはぶつかるわけじゃないですか。
乗ったら上からビスで留められちゃうんですよ。
だからとにかくそれに乗ったら生きて帰れないっていう、ああいうものも、日本帝国主義っていうね、それは戦争で何か儲けようと思った人たちが考えたことなんじゃないんですか。
勝てると思ったのかどうかわかりませんけど、そんなことまでやって。
それを作る職工さんみたいなことをやって、うちの親父はたまたま病気になって帰ってきたから、そのおかげで僕も生まれてるわけだから、だからやっぱり、国はあんまり信用してはいけないんじゃないかっていうのは染み付いてますよね。
- 大串
-
うん
- 徳田
-
うんうんうん。
- 吉田
-
だからそれは、常に見張ってないといけないっていう、今みんな、絶対国間違えないでしょ、日本すごい国っていうのはテレビ番組でもやたらやるでしょ、今。
- 徳田
-
はい。
- 大串
-
やるやる。
- 吉田
-
そんな今、すごくないからね日本。もう先進国じゃないですから。
最低賃金、僕は1,500円寄越せって今でもいろんなところで言ってますけど、大企業ばかりが儲かってるこの仕組みは絶対おかしいと思ってるけど、だからやっぱり、国とか組織っていうものの中でしかものを見なくなっちゃうと、怖いことになるし、エライ目に遭うんじゃないかなっていうのは、そこは基本として僕の中にありますね。
- 徳田
-
というところでですね。
そろそろ、お話が尽きないところではあるんですけどお時間が…あとほら、外で発電している方がもう疲れていると思うので。
- 大串
-
どれくらい貯まったかな~
- 吉田
-
そうだね
- 徳田
-
ぜひお話の続きは来週にいたしましょう。
そして携帯電話、何パーセントくらい充電できたんですかねぇ。
ちょっと見てみましょうか。
- 吉田
-
そうだね。
- 大串
-
何パーセントだろう。
- 徳田
-
どのくらいですかね~
はい、3パーセントです!
- 大串
-
すごーい、少ない!
- 吉田
-
あんなに一生懸命、長くやってたのに。
携帯3パーセントなの?
- 徳田
-
本当?
- 吉田
-
電気、コンセント充電のコードつなげば、もう、2・3分でね、いっちゃうよね、3パーセントぐらいね。
- 大串
-
え、じゃあ満充電するには何時間もこがなきゃいけないの?
- 徳田
-
いや、無理。夜通しですよね。
- 吉田
-
大変だなぁ!
- 徳田
-
めちゃくちゃ大変なんですね、電気。
- 吉田
-
だから電気はありがたいんだなぁ
- 徳田
-
本当にありがたい。あるのが当たり前と思っちゃダメですね。
- 吉田
-
ほんとだね~
- 徳田
-
ということで、照美さん今日はありがとうございました。
- 吉田
-
こちらこそありがとうございました。
- 徳田
-
僕たちの街づくり2.0R。
今回は「発電の基本的な仕組みを学ぼう。自転車をこいで携帯の充電をしてみた」と題して、吉田照美さんを迎えてお送りしました。
今回の発電の風景の写真を、番組のHPにアップしていますので、チェックしてみてください。
来週も引き続き、吉田照美さんを迎えてお送りします。お楽しみに。